高橋 誠一
ビジネスマナー講師
大手商社での総合職15年を経てビジネスマナー研修講師に転身。名刺交換から国際儀礼まで、実践的なビジネスマナーを指導します。
元大手商社総合職15年。新入社員研修からエグゼクティブ向け国際儀礼まで幅広く指導。
高橋 誠一の記事 (20)
送付状の書き方|基本構成と項目別テンプレ
送付状は、請求書や契約書を郵送・FAXで送るときに同封する添え状で、誰が・何を・何枚送ったかを明示してトラブルを防ぎ、あいさつも兼ねる文書です。ビジネスマナー研修で新入社員に最初に教えるのもこの一枚で、配置のルールさえ押さえれば、失礼のない形に整えられます。
名刺の渡し方マナー|順番と両手の作法
名刺交換は、入室後の最初の挨拶を交わした直後に立ち上がり、相手と正対して行うビジネスマナーです。目下・訪問した側から先に差し出すのが大原則で、同時交換が主流の場面でも、その順番と姿勢を崩さないことが印象を整えます。
エレベーターの席次マナー 上座下座の正解
エレベーターの席次とは、入口から見て左奥を上座、操作盤の前を下座とする立ち位置の作法である。商社時代に来客を役員室へ案内した際、どこに立てばよいか迷った経験から、配置を丸暗記するより下座を「全員を安全に運ぶ係」と捉える方が、実務ではずっと早く身につくと実感した。
会議室の席次マナー|レイアウト別の上座・下座
会議室の席次は、出入口から最も遠い席が上座、最も近い席が下座である。奥の席は人の出入りが少なく落ち着いており、目上の人や来客をそこへ案内するのが礼儀だからです。研修講師として新入社員に席次を教えてきた現場でも、若手が最初につまずくのは、対面式しか習っていないままロの字やコの字の会議室に通される場面でした。
電話応対のビジネスマナー|受け方・かけ方の基本
ビジネス電話応対とは、会社の第一印象を左右する受け方とかけ方の型を、出る・名乗る・聞く・取り次ぐ/伝言・切るまで一続きで身につけるための実務である。新人が最初の1週間で詰まりやすいのは、取り次ぎの保留と身内の敬語だが、そこにははっきりした正解があります。
訪問アポイントの取り方|電話・メール例文と当日マナー
訪問アポイントのマナーは、依頼、当日、訪問後という三つの段階で押さえると、流れが一気に整理しやすくなります。高橋誠一は新人時代、約束の20分前に受付を済ませてしまい、まだ準備中だった先方を慌てさせた苦い経験があり、それ以来、早すぎる訪問も相手の負担になると研修で必ず伝えてきました。
9月の時候の挨拶|上旬・中旬・下旬の書き出しと結び
長月の時候の挨拶は、残暑と初秋が同居する9月ならではの難しさを持つ手紙表現である。2026年は白露が9月7日、秋分が9月23日で、まずはこの二つの日付を境に上旬・中旬・下旬を切り分けるのがいちばん迷いにくい。
詫び状の書き方|構成と頭語結語・例文
詫び状とは、社外の顧客や取引先に対して謝罪の意を正式に伝えるための文書であり、始末書や顛末書とはきちんと呼び分ける必要があります。商社時代、納品数量を取り違えた取引先への詫び状を上司に見せた際、「謝罪が3行目に来ている」と突き返されたことがあり、
10月の時候の挨拶|上旬中旬下旬の例文と漢語調一覧
10月の時候の挨拶は、寒露と霜降をまたぐ月として、上旬・中旬・下旬で選ぶ季語が変わる文章です。2025年なら寒露は10月8日頃、霜降は10月23日頃が目安になり、秋冷・清秋から錦秋・紅葉、さらに深秋・晩秋へと表現を移すことで、送る日付に合った自然な書き出しになります。
11月の時候の挨拶|上旬中旬下旬の例文と結び
11月の時候の挨拶は、秋の終わりから冬の入り口へと季節が移るため、上旬・中旬・下旬で選ぶ表現が変わる。立冬は例年11月7日頃で、ここを境に暦の上では冬となり、手紙に添える季語も寒さや雪を意識したものへ切り替わる。
6月の時候の挨拶|上旬・中旬・下旬の例文
6月の時候の挨拶は、梅雨と初夏が同居する水無月の手紙で、書き出しを迷いやすい表現です。手紙は前文の頭語の直後に時候の挨拶を置き、6月は上旬の初夏・芒種、中旬の入梅・梅雨本番、下旬の夏至・向暑で景色が変わるため、日付に合わせて言葉を選ぶ必要があります。
7月の時候の挨拶|上旬中旬下旬の例文と結び
7月の時候の挨拶は、相手や時期を外すとたちまち不自然に映るため、漢語調と口語調の使い分けをまず押さえておきたい表現です。商社時代、7月上旬にまだ梅雨が明けていないのに盛夏の候と書き、先方から「梅雨明けの候が自然では」とやんわり指摘されたことがあり、それ以来、
8月の時候の挨拶|上旬・中旬・下旬の例文
8月の時候の挨拶は、立秋を境に「大暑の候」から「残暑の候」へ切り替わるため、まず自分が書く日付を確かめるところから始まります。2026年の立秋は8月7日で、8月6日までは盛夏の表現、8月7日以降は暦の上で秋に入った挨拶が正解になります。
12月の時候の挨拶|上旬中旬下旬の例文と使い分け
12月の時候の挨拶は、二十四節気の区切りで使い分ける言葉が変わるため、日付で迷わず選べるかどうかが書き出しの要になります。師走は年末の慌ただしさを映す和風月名で、商社時代に12月の取引先向け礼状を何百通も監修してきた経験からも、まず頭語の直後に置く時候の挨拶を外さないことが実務では最も効きました。
案内状の書き方|構成と文例・送付時期
案内状は、イベントや催しの開催を知らせて参加を募るための書状であり、本文は前文・主文・末文・後付の4ブロックに、日時や会場をまとめた別記を加えた5パーツで組み立てます。
5月の時候の挨拶 上旬中旬下旬の例文と結び
5月の時候の挨拶は、投函する時期を上旬・中旬・下旬のどこに置くかで、選ぶ語がはっきり変わります。皐月の上旬は晩春や葉桜に立夏が重なり、中旬は新緑や薫風が主役となり、下旬は小満を経て初夏や万緑へ移るため、この区分を押さえるだけで文面の迷いはかなり減るでしょう。
2月の時候の挨拶|上旬・中旬・下旬の例文
2月の時候の挨拶は、立春を境に冬の語から春の語へ切り替わるのが基本で、2026年は2月4日の立春と前日2月3日の節分が実用上の分かれ目になります。上旬は「晩冬の候」「厳寒の候」などで冬を惜しみ、立春後は「立春の候」「余寒の候」「向春の候」へ移す、この一本の軸を押さえるだけで季節外れの誤用は避けやすくなります。
4月の時候の挨拶|上旬中旬下旬の例文と結び
4月の時候の挨拶は、上旬・中旬・下旬で言葉を選び分けるのが基本で、商社時代に新年度の取引先へ何百通も挨拶状を起案した経験からも、その差が返礼の印象を大きく左右すると実感してきました。
3月の時候の挨拶|上旬・中旬・下旬の例文と結び
3月の時候の挨拶は、漢語調・口語調・カジュアルの3文体を、相手との関係性で選び分けるのが基本である。商社時代、年度替わりの挨拶状が集中する3月に上旬・中旬・下旬の語を取り違えて先方に違和感を与えた経験から、啓蟄や春分の日付と表現を結びつけて覚える重要性を実感した。
1月の時候の挨拶|上旬・中旬・下旬の例文と使い分け
1月の時候の挨拶は、松の内と二十四節気を手がかりに選ぶのが基本である。上旬は新春の候・初春の候のような新年系が自然で、松の内を過ぎたら小寒の候や寒中の候へ切り替えると、季節感のずれが出にくい。