水谷 礼子
マナー講師
冠婚葬祭互助会での10年の実務経験を経てマナー講師として独立。結婚式・葬儀・年中行事の作法を、由来とともにわかりやすく伝えます。
元冠婚葬祭互助会勤務。結婚式プランナー経験あり。年間50回以上の冠婚葬祭に関わる。
水谷 礼子の記事 (10)
お宮参りのマナー|時期・服装・初穂料と抱く人
お宮参りは、赤ちゃんの誕生を土地の神に報告し、健やかな成長を願う日本の通過儀礼である。一般的な目安は男の子が生後31日目、女の子が生後32日目で、生まれた日を1日目として数えますが、これは神社が日付を固定するものではなく、母子の体調や気候に合わせてずらして差し支えありません。
厄払いのマナー|厄年の数え方・時期・初穂料・服装
厄払いとは、神社で厄や穢れを祓い清める祈祷であり、厄除けや厄落としと並んで語られる行事です。冠婚葬祭の現場で年間50回以上の儀礼に立ち会っていると、受付でいちばん多いのは「これで失礼にあたりませんか」という確認でした。
結納のマナー|正式・略式の流れと結納金相場
結納は、両家が結納品と結納金を取り交わして婚約を正式に整える日本の伝統儀式である。2024年の調査では、両家顔合わせ食事会のみが85.6%と主流ですが、結納のみは1.7%、結納と顔合わせの両方でも5.3%にとどまり、少数派になってもけじめをつけたい両家には根強く選ばれています。
入学祝い・入園祝いの相場と贈る時期
入学祝い・入園祝いは、子どもの節目を祝う慶事であり、祖父母から孫へは1万〜3万円、叔父叔母から甥姪へは5,000〜1万円がひとつの基準になります。関係性と進学段階で相場を見れば迷いにくく、最初に背伸びしすぎないことが、あとからの不公平感を避ける近道です。
家族葬と言われたら|参列の可否と香典・服装
家族葬とは、親族や親しい人を中心に営む10〜30名ほどの小規模な葬儀で、広く参列を募らないのが基本です。「家族葬で行います」という訃報を受けたとき、まず迷うのは参列してよいかどうかですが、喪主や遺族から直接案内があり、日程と会場が明記されているなら参列して差し支えありません。
結婚式お呼ばれの髪型マナー|長さ別アレンジとNGヘアアクセ
結婚式のお呼ばれ髪型は、互助会と結婚式場で年間50回以上の冠婚葬祭に立ち会ってきた現場でも、受付で「この髪型は大丈夫ですか」と直前に焦る人が少なくないテーマです。結局のところ、押さえるべき原則は「主役は花嫁、ゲストは半歩引いた華やかさ」で、清潔感と崩れにくさを軸に選べば、
結婚式の引き出物マナー|相場とのし・贈り分け
引き出物とは、結婚式でゲストへ贈る品で、メインギフト・引菓子・縁起物の3品構成が標準です。互助会とプランナーの実務で年間50回以上の披露宴に関わる中でも、相談が最も多いのは「いくら包めば失礼にならないか」と「贈り分けで角が立たないか」であり、全国平均約6,000円を起点に考えると見積もりやすくなります。
両家顔合わせ食事会の流れとマナー|手土産・服装も
両家顔合わせ食事会は、婚約後に両家の親睦を深めるための会食であり、結納のような儀式ではなく、まず流れをつかめば進めやすい場です。互助会勤務とブライダルの現場で年間多数の顔合わせに立ち会ってきた経験から見ても、当日は「始めの挨拶→乾杯→自己紹介・家族紹介→歓談→締めの挨拶」の骨格を先に押さえておくと、
出産内祝いののし・名前の書き方|時期・相場と文例
出産内祝いは、出産祝いをいただいた相手へ感謝を伝える返礼であり、もともとは赤ちゃんの誕生を周囲と喜び分かち合うしきたりから生まれた贈り物です。いまは「お返し」として用いられる場面が増えましたが、内祝い自体が正式な贈答マナーなので、まずは安心して手配してかまいません。
礼服・喪服・平服の違いと格式の使い分け
礼服とは冠婚葬祭で着るフォーマルウェアの総称で、喪服はそのうち弔事専用の装いです。平服も普段着を指す言葉ではなく、礼服の中でも略礼装に当たる表現で、ここを取り違えると案内状の一文だけで迷いが生まれてしまいます。